「更年期かな?」と思ったら試してみたいおすすめ漢方薬5選

「更年期かな?」と思ったら試してみたいおすすめ漢方薬5選

更年期障害なのかもと思う症状はありますか?よく言われるのはのぼせ・発汗などホットフラッシュ、イライラと不安・不眠やめまい・頭痛・肩こり・倦怠感。女性の場合は閉経の前後で更年期のつらい症状が出ますが、男性も個人差はあるものの女性と同じように更年期障害があることが最近よく言われるようになりました。
今回はそんなつらい更年期障害を楽にすると言われている漢方薬についてご紹介します。

更年期障害と漢方薬

更年期障害は、年齢とともに変化するホルモンバランスの影響で起こります。女性であれば閉経前後の女性ホルモンの減少によるものです。男性の場合は閉経のようなはっきりしたものはないのですが、やはり男性ホルモンの減少によって様々な不調が出てきます。

前述の代表的な症状のほかに、うつ病と間違って診断されてしまうような症状や、認知症と診断されてしまうような物忘れの症状もあります。
個人差が大きく、なかには日常生活にも影響が出るほどつらい症状で悩んでいるひともいます。そうなってくると、病院で処方される薬を服用したり、注射をしたりでホルモンバランスを整えるなどの対処をするのですが、漢方薬を使う医師も多くいらっしゃいます。漢方薬は自然にある生薬を配合したもので、一般的に副作用が少なく、西洋医学との併用で効果をあげることもあります。もちろん、ひとりひとりの体質によって効果は変わりますが、自分にあう漢方薬が見つかればうれしいですね。

女性の更年期におすすめの漢方薬

ささいなことで怒ってしまったり涙が出たり、イライラしてつい周りにあたってしまったりして、自己嫌悪・・・のくり返しをしているひとは、本人が悪いのではなく、女性の多くが更年期に経験する女性ホルモンの減少によるものかもしれません。
精神的なものばかりでなく、顔や手足がほてって汗が出る、肩こりや頭痛、疲れやすくやる気が起きないなどの症状があります。
そんな場合におすすめの漢方薬をご紹介します。

加味逍遥散(かみしょうようさん)

女性の更年期障害を改善する漢方薬としてよく選ばれるのが加味逍遥散(かみしょうようさん)です。
ホットフラッシュと言われるほてりやのぼせ、発汗があり、イライラするなどの精神不安があるひとに使われます。イライラしてしまうのは、女性ホルモンの変動によって出てくる症状で、更年期に限らず妊娠出産・産後や、毎月の月経によっても起こるものです。

女神散(ニョシンサン)

のぼせやめまい、不安や不眠、頭痛などに効果があり、血行改善効果や体内のめぐりをよくする生薬も配合されている漢方薬です。
前述の加味逍遥散を使っても、あまり効果が出ないひとに処方される場合が多いです。

知柏地黄丸(ちばくじおうがん)

急に顔が熱くなって大量に汗が出てくるホットフラッシュのあるひとで、のぼせて口が渇いたり乾燥感があったり、疲れやすい場合に処方されます。
のぼせやほてりの原因は、腎臓のはたらきに関係があると漢方では考えられており、知柏地黄丸(ちばくじおうがん)は頻尿や排尿困難にも効果がある漢方薬です。

男性の更年期におすすめの漢方薬

男性の更年期の場合は、女性と同じく冷えやほてり、イライラなどがありますが、仕事など社会的なストレスが大きく、うつ病のような状態になったり、体力が衰えやる気もなくなり疲れやすいというひとが多いようです。

八味地黄丸(はちみじおうがん)

体を温めて体の機能を改善し、尿トラブルや腰痛、疲れやすいなどの症状に効果があります。漢方で言う「腎」の諸症状に効く生薬が配合されており、「腎」には腎臓以外にも副腎と膀胱、生殖器も入っています。生殖器の虚弱が気になる男性におすすめです。
女性にも処方される漢方薬で、疲れが激しくめまいや立ちくらみがあったり、冷え・ほてりがあったりする場合に効きます。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

食欲があまりなく、仕事などで疲れやすく元気が出ない場合に処方されます。弱っている胃腸にはたらき、食欲不振や倦怠感があり、寝汗をかくひとに効果があります。めまいがしたり、朝気持ちよく起きることができないひとにもおすすめです。
男性の不妊症の治療にも使われています。漢方で言う「気」という体内で動力となるものを補う漢方薬が補中益気湯 (ほちゅうえっきとう)です。

更年期かな?と思ったら漢方薬も試してみよう

漢方薬は様々な生薬を配合して作られており、実に多様です。効き方も飲んですぐ効果が出るものと飲み続けて効果が出るものがあります。
なかなか周りのひとに理解してもらえない更年期障害のつらさもありますが、自分に合う漢方薬を見つけて少しでも症状をやわらげて楽しい毎日を過ごしましょう。

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